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埼玉県川越市に1960年開設

「60年間変わらない愛を」

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アクセス

薬剤科

薬剤科では、主に6つの業務を行っています。

① 内服薬調剤

主に入院患者様の調剤を行っています。
当院では電子カルテを導入しており、薬剤部門システムの導入もされているため、薬歴管理、薬の重複投与や相互作用などのチェックがシステム化されています。
錠剤が服用できない患者様には散剤/水剤への変更や簡易懸濁の提案を行っています。
また、自動分割分包機で内服薬の一包化を行っています。
 

 薬剤部門システム:YUNICOM Ex-R(YUYAMA)

 自動分割分包機 :charty Ⅲ UC5+45錠剤カセット付(YUYAMA)

② 注射薬調剤

注射薬は患者様毎に、翌日分を1施用毎に取り揃えて払出しています。
電子カルテからのオーダーをもとに、部門システムより注射処方箋・輸液ラベルを発行し、使用しています。
調剤の際には、投与量、投与方法、投与期間、配合変化、検査値等を確認することで薬物治療の適正化、医療安全へ貢献しています。

③ 混注業務

クリーンベンチにて高カロリー輸液の無菌調製を行っています(平均5-10件/日)。
抗がん剤は安全キャビネットにて、マスク・ガウン等を装着し、無菌調製を行っています(平均10件/月)。
  クリーンベンチ :MCV-9BSS(三洋電機)
  安全キャビネット:VH-850BH-2A2(日本医化器械製作所)

④ 医薬品情報(DI)室業務

医薬品に関連する情報を収集・評価・管理し、医療従事者や患者様へ発信しています。
DI Newsを定期的に発行し、院内の医療安全へ貢献しています。
後発医薬品の採用にも積極的に取り組んでいます。
  令和3年度実績:後発医薬品使用体制加算1

⑤ 病棟業務

入院時に患者様が持参した薬の薬品名、用法用量を鑑別し、電子カルテに鑑別情報を入力しています。入力された情報により、持参薬と入院中に処方される薬の相互作用の確認や重複投与を防いでいます。
また、ベットサイドで入院患者様へ薬剤に関する説明や、自己注射・吸入器具の手技指導を行っています。
アドヒアランス向上のため、薬に対する不安や疑問にもお答えし、副作用症状の有無などについても、お話を伺ったりしています。
病棟カンファレンスや各種委員会にも積極的に参加し、チーム医療に貢献しています。
 令和3年度実績:薬剤管理指導(1+2)877件、病棟薬剤業務実施加算1 

⑥ 外来窓口業務

外来患者様には原則として院外処方箋が発行され、
院外の保険薬局でお薬を受け取っていただいています。
当院薬剤科の外来窓口では、血糖測定器や自己注射製剤を新規導入される外来患者様に使用方法や保管方法を説明しています。
血糖測定器の消耗品(針、センサーなど)やアルコール綿も窓口でお渡ししております。
大腸内視鏡検査前に服用する薬や検査食もこちらの窓口でお渡ししています。

くすり Q&A

くすりを飲むタイミング

Q: 食間って食事している最中に飲めばいいの?
A: 食事と食事の間なので、食後2時間くらいを目安に服用してください。
食前  :食事の約30分から1時間前
食直前 :食事のすぐ前
食直後 :食事のすぐ後
食後  :食事の後、約30分以内
食間  :食事の後約2時間後
就寝前 :寝る直前、または30分~1時間前

 

 のみあわせ

Q:くすりと相性が良くない食べ物とか飲み物があるって聞いたけど…
A: 一部のサプリメントや、牛乳、グレープフルーツジュース(GFJ)、納豆などと相性が悪いくすりがあります。くすりの説明書に記載してあることが多いですが、忘れたとき、不安なときは、医師、薬剤師に相談しましょう。 

 

くすりの保管

Q: くすりはシートから出してケースに入れて保管しているよ。
A: 服用直前に出さなくてはいけないものもありますので、シートから出さずに保管しましょう。医師や薬剤師から指示があった場合はそれに従ってください。通常は高温多湿、直射日光を避けて室温で保管して下さい。シートから取り出すのが手間なら薬局で一包化してもらうのも手です。薬剤師に相談してみましょう。
( 室温:1-30℃、冷所:1-15℃ ) 

 

くすりを飲み忘れた

Q: 飲み忘れちゃったから2回分まとめて飲めばいい?
A: まとめて服用することは必ず避けてください。次に服用するタイミングまでの時間で対応が異なりますので、病院や薬局へ相談して下さい。良く飲み忘れるタイミングがあるようであれば、主治医や薬剤師へ相談してみましょう。

 

くすりが余った

Q: くすりが余っているんだけど、どうしたらいいかな?
A: 余っている日数を数えて主治医や薬剤師へお伝え頂くか、余っている薬をそのままかかりつけ薬局などへお持ちいただければ、処方日数を調節するなど相談してもらえます。

 

自動車の運転について

Q: 飲んでいると自動車の運転ができないくすりがあるって聞いたけど…
A: アレルギーのくすりや、眠くなりやすいくすり、てんかんのくすりなどは、自動車運転などの危険を伴う機械の操作が禁止されていることがあります。自動車を運転される方は、主治医や薬剤師へ相談しましょう。